加工技術

製作手順

1・山から採掘・トラックで工場搬入
2・注文の寸法に合わせてざっくり切断
3・工場内で寸法通りの大きさに合わせて正確に切断
4・研磨機で磨く
記念碑の場合は“ノミ切り”をして完成
5・発送(トラック便で輸送します。)
※石の大きさによってチャーター便になることもあります。
製作説明
加工風景
 切断作業
加工風景
 切断風景

クレーンで石を移動させている風景です。
とても重いため慎重に丁寧に進行します。

切断前に微調整の確認をします。
 寸法に合わせての正確な切断
少しずつ割っていくことで、正しい方向に石の割れ目を誘導していきます。
石の目の通りに割れないこともあります。
3つめの映像で少しずつ石にヒビが入りはじめ、割れていく様子がみられます。
 ノミ切り
加工風景
 ノミ切りの風景
 額加工前
加工風景
 機械磨き後
加工風景 加工風景
 記念碑
加工風景 加工風景

稲井石で一般的に記念碑としてつかわれる「櫛型」です。
依頼主のご依頼に合わせて様々な形で納品させます。

加工実績
 記念脾の制作 2016.8
割肌のゴツゴツとした状態を残したままの記念脾です。
彫は職人さんに対応いただきました。


加工の様子

敷石の準備の様子

 敷石の準備 2016.6
近々納品するべく加工している敷石です。
枚数が多いためストックをためながら作業しております。
一面、稲井石が敷き詰められると圧巻です。


加工の様子

敷石の準備の様子

 記念碑の製作 2014.02
昔ながらの自然風の記念碑の作りです。
厚めに石を削りだし、少しずつ形を整えて行きました。


加工の様子

加工の様子

 記念碑の製作 2014.02
長さ4m 幅1.8m 厚み36cmあったものを加工し、厚みを33cmまで削りこみました。

この石は横と頭が天然のままで、表面・裏面のみ磨いております。
横・頭を天然にするのは珍しく、ご依頼者のご要望に合わせて決めていきますが、ちょうどいい石が出てくる可能性も少ないため今回は特異的なご依頼でした。

原石を作業場に持ち込んでから10日くらいで製作が完了しました。


加工の様子

加工の様子

 寿司屋の敷石 2014.06
店舗の正面で敷石を敷いたものです。 細かく砕いた稲井石を敷石のまわりに敷き詰めることで、色合いを合わせております。

加工の様子

 多賀城の公園に納品 2014.07
以前より稲井石を使って頂いた公園の石が老朽化してしまったことで、貼り直し用のご依頼です。製造期間2ヶ月

加工の様子

 東京都内の店舗内装用での製作 2014.07
「東京都内の小売店店舗内装用として稲井石を使いたい」 というお声を頂き、製作しました。

今までの記念碑・敷石などとは違い、薄く切った稲井石を壁に貼付けていくというものです。
45cm×21cm 厚みが1cm内外 
通常、敷石3cm内外くらいでの納品が多いのですが、壁に貼付けるとのことで薄さの
要望があり、なかなか難易度の高いオーダーでした。
新しい店舗に260枚の納品します。

とても綺麗な内装のお店に利用して頂けるとの事、店舗が開店したらどんな風に稲井石が使われたか、見に行きたいと思います。


加工の様子

加工の様子

 記念碑 2014.08
こちらも記念碑の製作です。
表面を磨いています。
水に濡れた時の石と濡れていないときの石とでは表情が違います。

加工の様子

 加工実績の紹介 2014.09
宮城県内の公園で使われました。
芝生のなかに石畳がある風情な作り。
土を固めた歩道の端に稲井石を敷き詰めました。

加工の様子

 個人宅の敷石 2014.12
個人のご自宅の玄関先の敷石です。

加工の様子

 敷石 2015.01
大きな公園での敷石です。
順次納品すべく倉庫内で保管しております。

加工の様子

港町である石巻はあまり雪は積もりません。
が、流石に大雪が降ると一面銀世界です。
雪化粧した稲井石もまた魅力的です。

加工の様子
 記念碑 2015.01
記念碑のご依頼は多々あります。
こちらは中央に文字を刻むタイプの記念碑(作業中)です。

加工の様子

 石割り風景 2015.07
県内の施設向けの腰壁用として細長く加工しております。

加工の様子

 石巻市内の石碑 2015.07
石巻市内の石碑として納品致しました。

加工の様子

 石割り風景 2015.07
県内の施設向けの腰壁用として細長く加工しております。

加工の様子

 施設の植栽や腰壁 2016.01
宮城県内のある施設にて植栽や腰壁などに使われました。

施設の植栽や腰壁

施設の植栽や腰壁

施設の植栽や腰壁

 神社の記念碑製作中 2016.02
神社の記念碑として現在製作中です。
表裏それぞれに入念に磨きをかけております。

神社の記念碑現在製作中

 過去の実績のご紹介
加工の様子

昭和27年に建てられた石巻の零羊崎神社の鳥居・記念碑・階段です。

加工の様子

鳥居はノミ切りの「毟り」という技法です。
1本作るのに1ヶ月くらいかかる程手間のかかる技法です。
設置後10年くらいで丸い模様のコケが生え始め、とても綺麗な造形美となっております。

加工の様子

柱の下は大きな稲井石を重しとして埋め込んでおります。


加工の様子

森の中の神社なので湿気も多く、記念碑にもコケの模様が。
※今はもっと表面をツルツルに磨くため、コケが生えてきにくなりますが、これを”味わい深い”と思ってくださる方にはそれに合わせた磨きの調整も可能です。

加工の様子

ノミ切りした稲井石を敷き詰めた階段です。
沢山踏まれる事でノミ切りした部分がすり減り、味わい深い丸みを帯びてきます。